倉敷市で空き家解体代執行　危険な空き家はどうなるの？

２０２３年１０月１７日、倉敷市茶屋町で特定空き家の除却作業嫉視されました。

対象となったのは、木造２階建ての古い住宅です。築７０年以上経っており、壁や屋根が崩れかかっていました。

瓦も落ちてきて、近くの道路が危険な状態になっていたそうです。

この家の所有者は３年前に亡くなりましたが、相続人は誰も相続を受けることをしなかったため、市が代わりに解体することになりました。

２０２３年１０月１７日は作業者が解体の準備をしましたが、本格的な解体は１１月上旬に行われる予定です。

費用は約３１５万円で、すべて市が負担することになっています。

敷市では、２０２２年３月末時点で８８９２件の空き家があるとされています。

その中でも１００件ほどが倒壊や火災などの危険性が高い「特定空き家」と呼ばれるものです。

今回の代執行は、その中でも特に危険だったものだったそうです。

今回の代執行は倉敷市で初めてですが、今後も同様のケースが増える可能性があります。

空き家問題は全国的に深刻化していますし、災害や老朽化によって危険な状態になる空き家も多いでしょう。

所有者や相続人は早めに対策を考える必要がありますね。

以上、倉敷市で初めて行われた空き家の解体代執行についてでした。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。